2024/6/21~6/30
原谷スペース

私たちが捨ててきたものから、新しい身体を考える
日本は戦後、政府主導の栄養政策や欧米への強いコンプレックスによって、世界でも類を見ないスピードで食の消費構造を変化させた。
輸入に頼る我々の食料自給率は40%程度で、最近、遠くで起こったと思われた戦争は家計に大きな影響を与えた。また、高度経済成長を経て核家族化が進んだ多忙な現代人は料理をする余裕が少なく、何らかのサービスを利用して食事を得る機会が多い。
資本主義の発展は「食の外部化」を進めた。
食べることは生きていく上で逃れられない行為であるが、社会情勢や環境に振り回されてきた歴史を持つ。
食材を選び、レシピを考え、料理をすることは、現代では数少ない、主体的に行える食べるための行為であり、時間である。
パフォーマンスでは、料理のレシピに、身体の動きに関する自分のことばを書き足し、自分だけのレシピ(振付)を作り、動く。今一度、食をめぐる社会のことや、私たちの生に関することを考える時間を作る。
振付:増川建太
出演:増川建太
ドラマトゥルク:平居香子
レシピ監修:清水りお(sisi)
クリエーション協力:黒田健太
宣伝美術:Misa Shinshi
記録写真:Misa Shinshi















